小型船舶免許を独学+2日間で取ってみた

ヤマハボート免許教室
hatakazu.h

こんにちは。
本日は、1級小型船舶免許を取得したので、その経緯と合格までの道のりをお伝えします。

みなさんこんにちは!
夏と言えば、海。海と言えば、ボート・ヨット・ジェットスキーじゃないでしょうか。

そこで必要となってくるが小型船舶免許なんですが、取得までの敷居が低いので、この記事を読んでいる興味のある方は是非合格ポイントを抑えて、チャレンジしてみて下さい。

この記事は、実際に独学+短期実技講習を受講して、一発で「一級小型船舶免許」を取得した筆者が、これから小型船舶免許を取得する方向けへ合格への道筋を示します。

  • 一発で一級小型船舶免許は取れる
  • 勉強期間は約1か月
  • 費用は10万円ほど
目次

小型船舶免許の種類について

小型船舶免許には、ボート用の一級・二級免許とジェットスキー用の特殊免許に大まかに分かれています。
それぞれ、操縦できる水面の範囲や船の種類が異なりますので、よく考えて選ぶと良いでしょう。

一級小型船舶操縦士と二級小型船舶操縦士は、航行できる範囲が異なるだけです。

一級小型船舶操縦士

水上オートバイ以外のボートやヨットを操縦できる一番上位の免許です。
航行距離に制限はなく、自由に遊ぶことができます。

二級小型船舶操縦士

一級と操縦できる船種は同様ですが、海岸から5海里(約9 km)までの海域でしか操縦することはできません。
一般的な海岸でのレジャー目的では十分であると思います。

また、免許取得時の違いも、学科試験における科目が二級の1~3科目に加えて、海図問題を含む4、5科目が追加されるだけ。実技試験に一級と二級に差はありません。

二級を取った後にやっぱりという形で一級を取り直す方も多いので、迷ったら一級小型船舶免許を一発で取得することをお勧めしますよ!

コラム:船の航行範囲について

免許には一級と二級のように航行範囲が区分けされています。では実際に、一級小型船舶免許を取ればどこでも行けるようになるのかと言えばそうではありません。

実は、船自体にも航海範囲が決められています。主には以下の通りです

  • 水平(湖や港内などの内水面と指定された水域)
  • 沿岸(海岸から5海里以内の海域)
  • 限定沿海(任意の発着場から最大速力で2時間で往復できる海域)
  • 沿海(海岸から20海里以内の海域)

そのため、免許と船の航海範囲を満たしてはじめて、目的地に行くことができます。

小型船舶免許の取得方法

合格率は高く敷居は低め

小型船舶免許は、例年の合格率から取得しやすい免許であると思います。

学科試験は勉強度合いにも寄りますが、問題集からの類似問題がほとんどであり、いわゆる常識問題の部類も多く出題されます。また、実技試験も9割以上の方が合格されているそうですので、しっかりと勉強して復習を行えば十分対応可能です。

学科試験

(一級・二級)
 ・一般科目1~3科目
  交通のルールやマナー全般を学ぶ

(一級)
 ・上級科目4~5科目
  海図や潮流計算、機関やトラブルへの対応などの応用

実技試験

(一級・二級共通)
 ・出港前確認やロープワーク
 ・操縦技術と安全確認
 ・人命救助
 ・着岸離岸
 などのボート操縦の一連の実技技能

筆者が選んだスクール

ボートの免許試験や講習は、様々なマリーナや湖などで行われています。私は、ヤマハボート教室の「マス免」で今回の小型船舶免許を取得しました。全国展開されていますし、毎年多くの方が利用されていますので安心感もあると思います。

マス免コースですと、学科はインターネットから自分で勉強を行う形式となっており、スマホでも閲覧できるので電車中の空き時間などでコツコツと勉強することが出来ました。

不安な実技も、丸一日実際の試験艇でたっぷりと練習することが出来ましたので、時間のない方にもおすすめです。

ヤマハボート免許教室「マス免」

学科教習

申し込みを済ませた瞬間から、学科教育サイトのマス免のIDとPWがメールで通知されます。すぐに勉強に入れるのでうれしいポイント。

学科勉強時間の目安は、一日一時間で約1か月程度というところでしょうか。二級の方はその半分の2週間程度あれば十分だと思います。一級の専門科目は得意不得意があると思うので、早めに二級部分の基礎科目を終えて、上級科目に取り掛かると良いと思います。そして、試験前最後の一週間で総復習を行いましょう!

ヤマハボート免許教室のマス免では、
(マス免期間)→「実技講習」→(1週間程)→「試験」
と試験と実技講習の間で時間ができるようになっているので、学科と実技の総復習の時間として有効活用できます。

マス免期間で十分勉強して、試験に臨みましょう。

実技教習

ボート免許の実技教習中
ボート実技講習

当日の実技講習では、生徒3名に先生一人の4人ペアで行いました。練習艇も試験当日に使用するボートを使用しますので、本番でも安心ですね。

全く分からない中でしたが、優しく手取り足取り教えてもらえるので、すぐに上達できます。途中、昼休憩を挟んで、午前と午後でみっちりと練習しました。途中、風が強くなった場面もありましたが、よほどのことがない限り練習は行うようでした。貴重な練習時間ですから、無駄にはできませんね。

当日、アドバイスをいろいろ言われると思うので、後日復習できるように要点はメモしておくのがポイントです!

小型船舶免許本番の様子

学科、実技の復習が終われば、あとは本番の試験を待つのみです。

当日は会場に入ったら、視力検査と色覚検査をまず行います。
これに合格すれば、次の学科試験を受けられるということのようです。

会場には、様々な受験区分の方がいました。筆記試験のみの方や一級の方、二級の方、二級から一級のステップアップの方など、試験官の指示に従って進んでいきましょう。

学科試験では、試験終了後に解答が張り出されますので、自分の回答は問題に印をつけておきましょう。問題は持ち帰れますので、自己採点をすることが出来ます。また、途中退出することもできます。

実技では、一級の方と二級の方では学科試験の時間が違うので、一級と二級組で分かれて行いました。しかし、内容や採点基準は変わらないので、落ち着いて受験しましょう。ポイントは、安全確認を必要以上に行うこと。天候などで状況が変わりやすいので、採点も技能より安全確認に重点を置いて行っているとのことでした。試験終了次第解散となります。

翌週の木曜日には合格発表となります。ヤマハで登録した方は、後日メールでも合格通知されますよ。
また、合格発表から免許交付まで筆者の場合は1週間程度かかりましたので、のんびり待ちましょう。

実際に免許を取得してみて

レンタルボートも充実していますので、海の世界を知るだけでも、見る世界の幅が広がったなという印象です。

そもそも、海上交通のルールもわからなかった中、知識の一部にもなりましたし、話のネタにもなりました。今後も色々な海を回って挑戦や経験をしていきたいと思います。

短い期間で、お手軽に取ることできるので、海に興味のある視聴者の皆様は、是非チャレンジしてみて下さい!

今までは違う視点から世界を覗けますよ。

まとめ

一級小型船舶免許は、難しくありません

約一か月の独学2日間の実技講習と試験だけで、場所にもよりますが10万円程で取得可能です。

以上、実際に一級小型船舶免許を取得してみた筆者からの解説でした。

ありがとうございました。

ヤマハボート免許教室

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この記事を書いた人

鉄分多めのサラリーマン。
休日は、写真や釣りを中心にアウトドアをするのが趣味。
写真:一眼レフ"Nikon D7500"で撮影
釣り:釣り竿"BlueCurrentⅢ"を愛用、釣堀・船・ライトショア初心者

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