初心者が始めるワカサギ釣り（釣り方編）

ワカサギ釣りの釣り場や釣り方について、初心者向けに解説していきます。

ワカサギ釣りに必要なタックル（道具）についてまだ見ていない方は、こちらからぜひご覧ください。始めてワカサギ釣りをする時に必要な道具について解説していますよ。

それでは、ワカサギ釣りの道具を揃えたところで、実際に釣り方について解説していきます！

ドーム船でワカサギ釣りを簡単に始めよう

まずは、どこでワカサギ釣りができるかですが、ワカサギを釣ることのできる湖は日本でたくさんあります。

有名どころでいえば、北海道の氷上ワカサギ釣りですね。札幌近くですと茨戸川で釣れるみたいですね。しかし、氷上釣りは初心者には難しいもの。そこで関東から2時間程度で行ける山中湖と河口湖のドーム船釣りがビギナーや気軽に楽しみたい方におすすめのワカサギ釣りスポットとなります。

ドーム船とは

ドーム船とは、ビニールハウスのように全面が覆われている船のことで、船内からワカサギ釣りをすることができます。船内にはトイレやストーブ、ポットなども完備していますので、子供連れでも楽しく釣りをすることができます。全面を囲われているため、雨風の影響を受けず、暖かい船内でのんびりと釣りができ、初心者にも安心して利用できました。

ドーム船へは小型のボートで岸から送迎しています。送迎場所に無料の駐車場がある場合がほとんどですので、そういった面でも安心ですね。

ちなみにドーム船の内部はこのようになっています。使い方は、スタッフに聞けば教えてくれますが、基本的な装備は販売・貸出をしていますよ。中に入ると席が割り当てられるので、その席からワカサギ釣りをしてみましょう！

ワカサギを100匹する黄金の3ステップ

　では実際にワカサギの釣り方を紹介しましょう。

①ワカサギ釣りのタックルセット

まず、席に着いたら、釣り竿のセットをしていきます。
　※出発前に電動リールに糸を巻いておきましょう。購入店で頼めば無料で糸巻きしてもらえますよ。

最初に、電動リールに穂先を付けた後、糸を輪っかに通していきます。全部通せたら、道糸のPEラインと電動リーダーを結びます。電動リーダーの先に小さなスナップが付いていますので、そのスナップに仕掛けと仕掛けの先にオモリを付ければ完成です。

電動リール竿の準備→仕掛け・オモリの準備という感じです。
その後バケツに水を少し張り釣った後の準備をすれば、ワカサギ釣りは準備万全です。

とっても簡単でしょ？

②仕掛けへの餌付け

タックル仕掛けが準備できたら、仕掛けへ餌を付けていきましょう。

餌は基本的に、アカサシを使います。ドーム船でおすすめが売っているのでそれを買っておけば間違いありません。

つけ方は、頭に針をチョンがけして、尻尾を少しハサミで切ります。餌であるアカサシの中にある白っぽいエキスが、ワカサギを効率よく誘うので、尻尾を切るのを忘れないようにしましょう。

また、仕掛けへ付けた餌は残っていれば再利用できますが、白っぽいエキスがなくなると食いつきが悪くなるのでこまめに交換した方が釣果は上がりますよ。
大体、釣り具合にも寄りますが10~15分おきくらいに交換すると良いでしょう。

③ワカサギを誘う

ワカサギは、湖底近くにいますので、基本オモリが湖底につくかつかないかくらいの深度で釣りをします。

電動リールをフリー状態にすると、オモリの重さで勝手に下へ下がっていきます。糸が出なくなったら海底ですので、道糸を電動リールの糸止めにかけて穂先が水平から少したわむ位置がオモリが海底すれすれにある状態ですので、リールを上下に動かしながらワカサギを誘いましょう。

ワカサギが食うと、穂先がわずかに振動しますのでそれを見逃さず合わせた後、電動リールを巻くとワカサギが付いていますよ！後は、練習次第ですので、頑張りましょう！

番外編：ドーム船での過ごし方

ドーム船からの景色

ワカサギ釣りに熱中するのはもちろん、ちょっと食いつきが悪くなり疲れてきたらドーム船のデッキに出てみましょう。河口湖のドーム船からの景色ですが、きれいな富士山を見ることができました。

釣り疲れたときのリフレッシュに最適ですね！

食事や喫煙もできる

ドーム船には、給湯ポットや電子レンジが置いてあるところもあり、予めカップ麵や弁当などを買って持ってこれば、軽食・昼ごはんを取ることもできます。また、喫煙スペースもあるところがほとんどですので、喫煙者にも優しい作りになっています。

ワカサギ釣りには漁業券が必要

ワカサギ釣りには、遊漁承認証が必要となります。そのためには、遊漁料と遊漁税を払わなければなりません。チケット売り場が各所にありますので、釣りを始める前に必ず許可を得るようにしましょう。

ドーム船にて釣りをする場合には、船料と合わせて遊漁税等の必要な料金を予め徴収されますが、個人で釣りをする人は払い忘れると最悪密漁となりますので、お気を付けてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ワカサギ釣りができるドーム船の紹介から、実際の釣り方までを紹介しました。

わからないことがあれば、ドーム船であればスタッフが気さくに教えてくれますし、初心者でもすぐ慣れてたくさん釣ることができますよ。シーズンだと、子供でもたくさん釣っているのを見かけますので、ぜひ挑戦してみて下さい。

自分で釣ったワカサギは、特に新鮮でおいしいと思います。ぜひ皆さんも、美味しいワカサギを釣って食べてみて下さいね！