こんにちは。
今日は、植木鉢の植替えについて紹介します。
皆さん、こんにちは!
みなさんは家の中やベランダに観葉植物を飾っていますでしょうか?おうち時間の増えた最近では、観葉植物に人気が集まっているそうです。そんな観葉植物もお手入れが必要です。
今回は、植物が大きくなって今の鉢では根っこが詰まってしまうほど小さい時に、ひと回り大きな鉢に植え替える方法を紹介しますよ。
この記事で分かること
- 植木鉢の植替えの最適な時期
- 植替えするときに必要な道具
- 植物を傷つけずに植替えする方法
それでは、早速見ていきましょう!
植木鉢の植替えについて
買った直後の鉢は既に小さい?
植物に対してちょっと植木鉢が小さくなってきたなと思っているところでしょう。ただ、厳密にこれくらい大きくなったら植替えをしましょうと決まっているわけではないので、買ってきた状態のまま放置している方も多いと思います。
でも実は、買ってきた状態の鉢は既に小さく、植物にとって窮屈になっている可能性が高いです。というのも、お店で売られる前には植林園などから輸送してきますが、コストの関係からなるべく鉢を小さくして土を減らしたいという思惑があります。そのため、鉢に対してぎりぎりまで幹を大きくして販売しているケースが多いように感じます。
お店から観葉植物を買ってきた後に一回も鉢植えの植替えを行っていない人は是非この記事を見て、今年中に植替えを済ませちゃいましょう。
特に、プラスチックの苗木用のポットに入っている観葉植物を買った場合は、今すぐにでも植替えすることをお勧めします。植替えをして、根っこがのびのびするだけで、葉っぱにつやが出て成長しやすくなりますよ。
小さい鉢から大きい鉢へ植替えをする目安
また、数年育てて植物が大きくなった方もそろそろ植替えの時期かもしれません。
例えば、葉っぱに艶がなくなった・黄色っぽくなった葉っぱが増えた・水をあげてもすぐに乾く、などなど。
これらのサインが見られたら、今の鉢ではその植物にとって小さくなってきていますよという証です。このまま放っておくと最悪、枯れてしまう場合もあるかもしれません。そうなる前に植替えをしましょう。
こんなサインが見られたら植替えの時期かもしれません
- 水をあげても葉っぱに艶がなくなり、黄色っぽくなった
- 水をあげてもすぐに土が乾く
- 水をあげたときに水の通りが悪い
- 鉢が倒れやすい
- 鉢底から根っこが出ている
植替えの注意点
植替えをするといっても、どうやっていいかもわからないと思います。そこで、初心者がやりがちな注意点を紹介します。
- 大きすぎる鉢に植替える
-
めんどくさいからや良かれと思って大きすぎる鉢に一気に植替えはしないようにしましょう。大きすぎる鉢を使うと、植物の水の吸収が追いつかず、土がずっと湿った状態になります。そのため、そのまま放置してしまうと、土がカビたり根っこが腐ったりしてしまう恐れがありますよ。
- 季節問わず植替えをする
-
やる気のある時に、時間がある時に、思いついた時に。何も考えずに思い立って植替えをすると、実は植替えに適さない時期だったかもしれません。次の項で植替えに適した時期を紹介しますよ。
間違った方法で植替えをして、せっかく愛情込めて育てた植物を弱らせたり枯らしたくないですよね。この記事を見て、正しく植替えをしましょう!
植替えに適した時期とは
季節
まずは、植替えの季節について。
おすすめは、冬の終わり~春が始まる前 くらいがベストです。
夏だと成長中のため、根っこを傷つけると水を吸えなくなり、一気に枯れる可能性があります。また、真冬の寒さが厳しい時期も植物にとって体力を使うので、なるべく避けたいですね。春先の植物が成長を始める前くらいの時期が植替えに適した時期だと思います。
タイミングの合わない方は、なるべく真夏の日差しが照って気温の上がるタイミングを外して植替えをしましょう。
時間
あまり気にされないのが時間ですが、植替えをする時間も考えた方がいいと思います。
おすすめは、日が落ち着いた夕方ごろがいいと思います。
日中の太陽が差している時間帯に植替えをすると、根っこがまだなじんでないのに葉っぱから水分が出ていくので、植物にとってダメージとなってしまいます。
植替えに必要な道具
ここからは、植替えに必要なものや道具について紹介します。
植え替える新しい鉢
今使っている鉢よりひと回り大きい鉢を用意しましょう。ネットや店でも色々な種類の鉢がありますが、気に入ったものを選んでください。ただし、鉢底に穴の空いていないものがありますが、水はけが悪いのでお勧めできません。
植物にあった土
いまでは、腐葉土のほか、観葉植物用の土やそれぞれの植物に合った土が売られていますので、用途に合わせて準備しましょう。古い鉢の中の土はなるべく落としてしまうので、鉢の半分以上の土を用意すると足りなくならずに安心です。
鉢底のネットと軽石
意外と忘れがちなのが、鉢底に敷くネットと下に敷き詰める軽石です。これがないとせっかく入れた土が、水やりの度に流されてしまいますし、床も流れた土で汚れてしまいます。
スコップ・ハサミ
古い鉢から出すときや新しい土を入れるときなど園芸作業を行うので、スコップやハサミ、軍手などは必要に応じて用意すると良いでしょう。陶器製の鉢から植物を出すときは、根が詰まって取り出せない時がありますがそんな時は、最悪割って出すためにハンマーなども必要になる時がありますよ。
必要に応じて新聞紙やごみ袋など
床の保護や土で汚れないように適宜養生しましょう。
植替えの方法
植替えの注意点と植替えに必要な道具がそろったら、いよいよ植替えをやっていきましょう。
大切な植物を傷つけないように、ゆっくりと慎重にやっていけば大丈夫ですよ!
土に水が潤っている状態だと、植替えをしにくいので、事前に土を乾燥させます。大きさにもよりますが、気温が高くない時では、約1週間程度水やりを止めて植替えのタイミングを待ちましょう。
根と鉢が密着した状態で取れにくいと思うので、スコップで回りをほぐしたり鉢を叩きながらゆっくりと根を外に出します。どうしても取れないときは、鉢を割って出すことも考えなければいけませんね。
手で優しく根の付近についた古い土をほぐしながら落とします。また同時に、根が絡まっているので植替え後に根が伸ばせるように、少しだけ根の方もほぐしてあげましょう。
水やり時に土が流れていかないように、鉢底の穴にネットを被せます。またその上に、ネットが見えなくなるくらいの量の軽石を敷き詰めます。軽石の量は、多すぎなくても大丈夫ですよ。
植物を入れてみながら、鉢の中に予め見せたい高さになるように土を敷き詰めていきます。鉢の大きさにもよりますが、1/3くらいの土を入れると良いでしょう。
下準備が出来たら、植物を植え替えます。隙間ができないように土を入れて、固めていきましょう。多少手で押してあげると根と土がなじみます。
土と根がなじむように水をたっぷりあげましょう。根が傷んでいる状態なので、植替え直後は直射日光を避けて、肥料やりも控えましょう。
根が傷ついた状態だと水分の吸収が十分に行えません。今までの葉量だと葉っぱからの水の蒸発量が多すぎる場合があるので、その時は葉や枝を落として、水吸収のバランスを整えましょう。
もともと葉量が多く剪定が必要な場合は、植替えのタイミングで剪定を済ませると一石二鳥ですよ。
植替え後、値が定着(新芽が生える)までは土が乾き次第水やりを行い、日陰で管理しましょう。植物として、一番弱っている時なので、十分にケアすると、後々の成長力が高くなります!
まとめ
植木鉢の植替えの方法についてお伝えしてきました。頻繫にやる作業でははないですが、植木鉢で育てている植物には必要不可欠な作業であることも確かです。
コツさえわかれば難しい作業ではないので、怖がらずに植替えにチャレンジしてみましょうね!
植木鉢の植替えは、更なる成長に必要です。手入れの仕方を学んで植替えをしましょう。
- 植替えに適した時期は、2~3月の涼しい夕方時。
- 植替え前には、水やりを止める。
- 植替え後は、土が乾いたら水をやり、直射日光の当たらない場所で管理する。
- 根が定着するまで、肥料はあげない。
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