こんにちは。
今日は、ミラノの旅をご紹介します。
前回からの旅の準備編からの続きとなります。
もし、まだ準備編を見ていない方は、是非初めからご覧ください。
今回の旅の行程や海外旅行するときの注意点とそれを解消する前準備について書いています。
それでは、6泊8日で行くミラノ・ベネチア・ローマ3都市の旅(ミラノ編)をお楽しみください!
ミラノは、旅の最初の都市であり、ベネチアにいくまでの1泊2日間の滞在となります。
日程 | 都市 | 行程表・内容 |
---|---|---|
1日目 | 日本 → ミラノ | アリタリア航空直行便で移動。 昼:機内食、泊:ミラノ |
2日目 | ミラノ | 午後の高速鉄道まで自由時間。 |
(鉄道移動) | イタロ鉄道で移動。 泊:ベネチア | |
3~4日目 | ベネチア | 自由観光。 |
4日目 | (鉄道移動) | イタロ鉄道で移動。 |
フィレンツェ | 自由観光。 | |
(鉄道移動) | イタロ鉄道で移動。 泊:ローマ | |
5~7日目 | ローマ | 自由観光。 |
7日目 | ローマ → 日本 | アリタリア航空直行便で移動。 昼夜:機内食、機内泊 |
8日目 | 日本 |
ミラノまでの国際線
イタリアへの直行便
イタリアへの飛行機は、様々な飛んでいますが、ANAやJALの直行便はありません。
唯一、日本から直行便が出ているのが「アリタリア航空」です。
※2021年10月14日に経営破綻。新会社ITAエアウェイズに引き継がれています。
ほかにも格安航空などが乗り継ぎ便で運行されていますが、直行便に比べて遠回りになるだけでなくトランジットでの時間ロスが発生してしまいます。学生旅行などであれば、時間を取れるので安くてもいいと思いますが、せっかくの休みを無駄にしないために、時間的にも身体的にも心理的にも良い直行便をぜひ利用しましょう。
日本からイタリアへ直行便を出している唯一の航空会社「アリタリア航空」
路線は、以下の2路線のみです。
- 成田~ローマ(フィウミチーノ国際空港)
- 成田~ミラノ(マルペンサ国際空港)
※コロナの影響で航空業界の勢力図が激変しています。最新情報を確認ください。
アリタリア航空
2021年10月に経営破綻しており、現在はITAエアウェイズが引き継いでいます。
そのため、以下の内容は当時の参考としてご覧ください。
(2022年2月追記)
イタリアへ約12時間で直行便を運行。最短距離を結びます。
航路は、成田~ローマ(フィウミチーノ国際空港)、成田~ミラノ(マルペンサ国際空港)の2路線。
そのため、おすすめは「ローマ~ミラノ周遊」きっぷで旅行することです。
周遊きっぷとは、到着と出発が異なる都市で利用する航空便のことを言います。
例えば、ローマ~ミラノ周遊では、
成田 → ミラノ ~ (移動手段自由) ~ ローマ → 成田
のように、往路はミラノから入り、復路はローマから出るようなチケットの買い方です
往復割引のあるような航空券では割引が適用されない欠点はあるものの、複数都市を効率よく観光することができますよ!
直行便と言えども、12時間のロングフライトです。あまり自由に身動きが取れないエコノミークラスの座席でも、リラックスしていけるように、首枕やスリッパなどは完備しましょう!ちなみに私は、ノイズキャンセリングイヤホンや暇つぶしの旅行本、ラフな服を準備しました。日本系列の航空機とは違って機内エンターテインメントは充実しているとはいえないので、そのつもりで準備すると間違いありませんね。
機内食や軽食は、エコノミークラスでも充実しておりました。機内食は、色とりどりで満足できると思いますよ。
軽食も、時折配っていますし、機内の後部座席付近にドリンクと一緒に置いてありました。サンドイッチのほか、クッキーやチョコレートなどその時々で準備されています。運動がてら取りに行くと気分転換になりますし、ぜひ利用しましょう。
ミラノ旅行
さて、長い飛行機の旅を終えたら、ミラノに到着です。
空港からミラノ市内へは、タクシー・バス・鉄道でアクセスできますが、今回は10ユーロで利用できるバスを利用しました。だた日本とは違って、バスに列はなくお金を払って早い者勝ちで勝手に乗り込むスタイル。満席にはならなかったので、争いに勝てるわけもなくのんびり乗り込みました(笑)
バスに乗れば、1時間程でミラノ中央駅に到着です。かれこれ、20時を回って、中央駅近くにある今日の宿ホテルシーロに荷物を置いたら、晩ご飯をBar Gattoで頂いてからミラノ散策と朝ごはんを少し買い出しして休みました。
ミラノの滞在は、翌日の1日のみ。ミラノドゥオーモとスフォルツェスコ城、レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館を観光する予定です。
ミラノのドゥオーモ
ミラノの中心部へは、中央駅から地下鉄で数駅のところ。すぐ近くには、雄牛のモザイクタイルの上で回るおまじないで有名なヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアもあります。
ミラノのドゥオーモは、ゴシック建築の建物で、14世紀に作り始めてから完成するまでに400年余りの歳月がかかりました。内部の拝観は有料ですが、きれいなステンドグラスを見ることができます。また、私は行かなかったですが、屋上テラスに行くこともできるそうで、ぜひ行ってみたかったですね。
ドゥオーモ横のストリートでは、観光客に有名な雄牛のモザイクタイルが床に描かれています。この雄牛の股間の上で反時計回りに3回回ると、幸福が訪れるというおまじないがあるそうです。その他にも見事なモザイクタイルがありますよ。
ドゥオーモ周辺には観光客が多くいるため、ミサンガの押し売りやスリなども多発していましたので、荷物に注意しつつそういう輩には相手にしないで、観光を楽しみましょう!
スフォルツェスコ城
ドゥオーモから少し歩いたところに、ルネサンス期最大の宮殿であるスフォルツェスコ城があります。入り口から大きな鐘がそびえ立つ城門があり、中には博物館や美術館が入っています。城門を入ると当時練兵場だった広い中庭が迎えてくれます。
敵を迎え撃つ塔はかなりの大きさがあり、壮観でした。
周りの街の景色は、緑豊かで、時々走っている路面電車が美しく見えました。街中をただただ歩くだけでも楽しいですね。
レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館
最後に訪れたのが、レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館です。観光で見に行く方は少ない場所で、中は地元の方ばかりでしたが、穴場スポットとしておすすめです。個人旅行だからこそ来られる場所だと思います。
この博物館には、ダ・ヴィンチが考えたりスケッチしたものを複製して展示してあります。科学が好きな方にはぜひ訪れ欲しいと思います。有名なところだと、ヘリコプターの原型や戦車など様々な展示物がありました。また、貴重な「月の石」も展示されていました。人が少ないので、のんびりじっくり館内を見ることができましたよ。
まとめ
日本人観光客に人気のあるミラノの街を観光しました。
ここで紹介した場所以外にもダ・ヴィンチ像だったり、スカラ座だったり、最後の晩餐の壁画のある世界遺産の教会があります。ミラノは、歴史の長い町でありながら、ブランド品や現代のアートもあるような面白い街だったと思います。
その街に行った一人一人が違う楽しみ方ができる場所だと思うので、ぜひ堪能してみて下さいね!
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