車のエアコンフィルター交換は簡単!
車検等のタイミングで交換推奨される「クリーンエアフィルター」
ディーラーにお願いすると数千円はかかるので、安くはありません。そこで今回は、自分でエアコンフィルターを交換する方法をお伝えします。簡単ですので、花粉症などでお悩みの方は好きなタイミングで交換して、きれいな空気を吸いましょう!
クリーンエアフィルターとは
エアコン用の空気をきれいにするフィルターのことを言います。エアコンの熱交換器(エバポレーター)洗浄と合わせて、○○クリーン施工などと呼ばれることもありますが、エアコンからの風をきれいにする役割があります。
「エア クリーナ エレメント」は、エアコンフィルターとは違い、外気をエンジンへ吸気する際にゴミ等が入らないようにろ過するためのエアフィルターとなっています。言葉が似ていますが、間違わないように注意しましょう。
エアコンフィルターの交換時期
エアコンフィルターの交換頻度は、エアコンの使用頻度(強弱設定や外気取込の使用頻度)によりますが、
1年ごと または 1万キロ走行ごと
の取替がおすすめされています。
ただし、汚れやすい地域(大都市部など)では早めの交換が必要となる場合もあります。
また、エアコンの風量が落ちたり湿気がひどい場合には、適宜交換するようにしましょう!
エアコンフィルター 交換方法
エンジンを切ってから作業を行う
まず準備として、助手席で作業を行うのでドアを開けられるだけのスペースをとって、駐車しましょう。
更に、エアコンの設定を「内気」モードにして、エンジンを切ってから作業するようにしましょう。
グローブボックスの取り外し
助手席のグローブボックスを取り外すために、書類をボックスから出します。
グローブボックスの左端に、ダンパーステー(赤丸で囲った箇所)が固定されているので、爪で固定されているところをつまみダンパーステーを取りはずします。
ダンパーステーは、かなり固く取り付けられていますので、部品破損や手をケガしないように気を付けて作業してください。
その後、緑丸矢印で指しているストッパーピン(左右2箇所)を矢印の方向に左右から押しながら手前に倒して、取り外します。
すると、写真のようにグローブボックスを取り外すことができました。
フィルターカバー を外す
グローブボックスの奥にフィルターが入っている機構があります。プラスチックのカバーがありますので、左の赤丸で囲った爪をつまんで取り外し、右の青丸で囲った爪で支えられていますのでガイドから引き抜き、カバー全体を取り外します。
フィルター交換
フィルターがトレーケースに乗った状態で入っていますので、手前に引き抜いてください。
フィルターケースから古いフィルターを取りはずし、新しいフィルターを取り付ければ、完了です。
トレー側にもフィルター側にも「⇑UP」と上方向が分かるように記載されていますので、向きを間違えないように注意しましょう。
元に戻して作業完了
最後に、取り外した逆の順番で取り付けていけば、作業は完了です。
プリスト(50前期)に適合するフィルター
様々なメーカーからカーエアコン用のフィルターが発売されていますが、おすすめは以下の2つです。
購入する場合は、車の型式等をよく確認してから購入するようにしましょう。
DENSO クリーンエアフィルター(DCC1014)
純正カーエアコンメーカーのDENSO製フィルターです。純正からそのままのものを使用したい方にはおすすめの商品となっています。価格がやや高いのがデメリットです。
エムリットフィルター エアコンフィルター D-020_50PRIUS
とにかくフィルターにこだわっているのが、エムリットフィルターです。価格も良心的で、花粉の吸着率を向上させているそうです。私も、このフィルターを愛用しており、快適に使用しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
難しそうに思っていた方も多いかと思いますが、自分で交換を行えば、自由なタイミングで格安に行うことができます。
洗車のタイミングや花粉対策としてぜひ挑戦してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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