こんにちは!
2か月前に買ったAirPods3について体験談を紹介します。
2021年10月26日に発売されたAirPods3
AirPods Proの値下げ販売が時々されている中で、価格差が縮まっているにもかかわらずノイズキャンセリング機能が無いAirPods3 を買う価値があるのか悩まれている方も多いはず。私もその中の一人で、発売から2週間以上悩み続けました。
そんな方に、AirPods3 を買う価値はあるのか無いのか。またあなた自身が、買うべき人なのか買わない方が良い人なのかを考察しましたので、悩まれている方は是非最後までご覧ください
ちなみに私は、このAirPods3 を買うまでは、iPhoneなどに付いてくる有線のEarPodsを愛用していましたので、それから乗り換えたときの使用感もレビューしていきます。
この記事は以下のことについて分かります。
- AirPods Proと価格差が小さい割にはノイズキャンセリング機能のないAirPods3 を本当に買う価値があるのか。
- 実際に2か月間使用して気付いたことがあるので、 AirPods3 のメリットとデメリットを考察しています。
AirPods3 のスペック
AirPods3 のスペックを多くの方が購入検討で迷っている AirPods Proと比較して紹介します。Apple公式サイトからの抜粋なので、詳細について詳しく知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。
それでは、両者を比較していきます。
充電ケースを含めた本体
まず、大きく違うのイヤホン本体のデザインです。AirPods Proでは、カナル型と言われてシリコンのイヤーチップがついていて耳にすっぽりと入るようになっています。そのため、本体が耳にフィットして遮音性が高く、本体からの音も外部に漏れにくく耳に響かせることが出来ます。一方でAirPods3 では、 インナーイヤー型と呼ばれてイヤーチップが無いタイプで、耳の上にそっと置くだけのタイプとなっています。そのため、カナル型に比べてフィット感はないものの、装着感が軽く長期間の使用でも耳が痛くなりにくいものとなっています。
充電ケースの違いとしては、トータルの大きさがAirPods3 の方が小さく、重さも本体を含めて軽い作りとなっているので、持ち運びやすさや装着感の軽さは、若干ですがAirPods3 の方が有利です。とはいえ、大きさや重さは比べてわかる程度なので、一つだけを使用する場面ではほとんど体感できる違いはなく、気にすることはないでしょう。
ノイズキャンセリング機能
続いて、AirPods3 とAirPods Proの大きな違いであるノイズキャンセリング機能などの機能を比べてみましょう。
オーディオ機能のほとんどは両者で違いはありません。例えば、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングはどちらも搭載しており、チップもH1を両者とも採用しています。そのため、カナル型とインナーイヤー型の装着方法の違いによる音の聞こえ方の違いはあるものの、AirPods本体としての音質の違いはほとんどないと思われます。
唯一違うのは、ノイズキャンセリング機能の有無です。ノイズキャンセリング機能は、外部の音をマイクで拾い逆位相の音をスピーカーから流すことで耳に聞こえる外部の騒音を低減するものとなっています。また、外部の音を拾えるため、外部取り込み機能と言って、イヤホンをした状態でもスピーカーから外の音を流すことで、クリアに外の音を聞こえるようにする機能も搭載されています。AirPods3 はノイキャン機能が無く、AirPods Proはノイキャン機能が搭載されているため、両者の差別化となっています。 ノイキャンのないAirPods3 の使用感は後ほど紹介いたします。
充電再生時間
両者では、再生時間にも少し違いがあります。
AirPods Proでは、イヤホン本体の使用で約4.5時間の再生が可能で、ケースを含めて24時間以上の使用が可能となります。この時間は、アクティブノイズキャンセリング機能をONにした時の使用時間のため、実際の使用に適した時間となっていると考えられます。ただし、AirPods Proの充電ケースは2種類出回っています。MagSafe搭載の違いだけですが、使用される方は購入時に間違えないようにチェックしてくださいね。
AirPods3 の再生時間は、空間オーディオを使用して約6時間の使用が可能となっています。また、充電ケースを含めれば30時間以上楽しむことが出来ます。そのため、再生時間ではAirPods3 の方が有利となっています。
また、両者とも充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生ができるため、充電が少なくなったピンチの時にも助かる機能となっています。
価格
機能の紹介をしましたが、気になるのはやはり価格ですよね。
AirPods3 が、\ 23,800-(税込)
AirPods Proが、\ 30,580-(税込)
となっています。そのため、主な機能の違いであるノイズキャンセリング機能の有無が 6,780円の差であると言えそうです。また、機能や価格ではわからない使用感もありますので、十分検討の上購入しましょう。
スペック比較まとめ
AirPods3 を使用してみて
AirPods3 を11月13日に購入してから、約2か月間実際に使用してみましたので、使用レビューを含めてオススメできる人できない人について考察してみました。
インナーイヤー型イヤホンの装着感
まずは、本体デザインの特徴であるインナーイヤー型について
私は前まで、有線タイプのEarPodsを愛用していました。そのインナーイヤー型に比べて、AirPods3の方が一回り大きいかなという印象を持ちました。そのため、女性など耳の小さな人には当たり所が悪いともしかしたら痛くなる人もいるかもしれません。私は大丈夫ですが、装着感が軽いとはいえ、その大きさがネックとなり長時間つけると違和感を感じます。
とはいえ、装着感が軽いのは事実で、カナル型でシリコンのイヤーチップを耳にさすのが苦手な人で、より高品質に音楽を聴きたい人には、AirPods3一択のように思います。
ノイキャン機能非搭載でも活躍する場面
AirPods3 にはノイズキャンセリング機能や外音取込機能が搭載されていません。
人それぞれの使い方にも寄るとは思いますが、静かな家の中で使う人や通勤通学などの徒歩で聞く人には、ノイキャンが無くともオススメできると思います。
まず、静かなところで聞く方は家の中や図書館などで主に聴かれると思いますが、私の体験上で言えばノイズキャンセリング機能は要らないと思います。元々静かなのでノイキャン機能の性能を十分に発揮できないこと、長期間聞くことが多いのでより充電が持つAirPods3 がおすすめです。
また、通勤通学中で徒歩中に使用される方には、外音取り込み機能のあるAirPods Proの方がおすすめできると感じますが、実際のところ、インナーイヤー型のAirPods3 はいい意味で外音取り込みがなくとも必要最小限の環境音が聞こえるので、 外音取り込み機能を必要とする場面はありませんでした。逆に、外音取り込みモードの切り替えが必要ないので、手軽に使えますし、モードの切り替え忘れもないのでより安全に使っていただけると思います。
一方で、電車の中やバスの中など、乗り物に乗っている最中はノイズキャンセリング機能がないため、AirPods3 では環境音に負けじと音量を上げてしまい、耳にも良くないだけでなく音漏れの危険もあります。
実際に、新幹線に乗ってAirPods3を使用してみました。走行音などの環境音はイヤホンが密着していないのでそれなりに聞こえてきます。そのため、車内で静かに聴きたい人には不向きであると思います。ただし、停車案内や車内のワゴン販売の案内などは聞こえるため、車内販売を取り損ねることはありません。一長一短あるので、目的に応じて購入を検討してみて下さいね。
空間オーディオと低音重視の音質
以前より使用していた有線のEarPodsとの比較にはなりますが、空間オーディオを含めた音質はとても素晴らしいものでした。空間オーディオを聴けば、耳の中で音が広がるような視聴が可能でライブ会場でステージからの生の声を聴いているような感覚になれます。 また、頭を動かしても一定方向から聞こえてきますので、臨場感抜群でした。
音質の面では、全体的にクリアな聞こえ方で音が抜けるスッキリさがあります。インナーイヤー型の密閉しないイヤホンであることもそのような聞こえ方をする理由なのでしょう。また、低音を重視しているようで、どちらかと言えば高温域は苦手のように感じました。好みにもよりますが、私は低音重視の音質が音に厚みを持たせて良くなっていると思います。
AirPods3 をオススメできる人
以上、簡単な使用感レビューをしました。いいなと感じた人、ちょっと不満に思った人それぞれいらっしゃるかと思います。AirPods3 とAirPods Proどちらが絶対の買いとは言えません。最終的には、どういう場所でよく使うのか、どの機能を重視するかによって選んで欲しいと思います。
もし、メリットとデメリットを知った上で欲しいと思った方は、 お得情報もありますので、 是非試してみて下さい。新しい音楽の世界へと導いてくれると思います。
AirPodsを購入した人限定のお得情報
通常月額980円がかかる空間オーディオにも対応しているApple Musicが6か月間無料で使えるので、購入した人は是非特典を利用しましょう。
いかがでしたでしょうか。あなたもぜひ、新しい音楽体験をしてみませんか?
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