言葉がわからなくても イタリア北部を巡る おすすめ個人旅行(ベネツィア編)

水の都ベネチアの展望
hatakazu.h

イタリア旅行の続きを紹介するよ

イタリア旅行シリーズの続編。
今回は、ミラノから高速鉄道に乗って2時間、水の都「ベネチア」へとやって来ました。
準備編とミラノ編もありますので、興味のある方は合わせてそちらもご覧ください。


ベネチアへは、イタロの高速鉄道を利用していきました。
1泊2日の旅行で、何もかも美しい素晴らしい出会いの多い都市でした。
お楽しみください。

日程都市行程表・内容
1日目日本 → ミラノアリタリア航空直行便で移動。   昼:機内食、泊:ミラノ
2日目ミラノ午後の高速鉄道まで自由時間。              
(鉄道移動)イタロ鉄道で移動。             泊:ベネチア
3~4日目ベネチア自由観光。                       
4日目(鉄道移動)イタロ鉄道で移動。                   
フィレンツェ自由観光。                       
(鉄道移動)イタロ鉄道で移動。              泊:ローマ
5~7日目ローマ自由観光。                       
7日目ローマ → 日本アリタリア航空直行便で移動。    昼夜:機内食、機内泊
8日目日本
6泊8日イタリア旅行の行程表
目次

ミラノ・ベネチア 間の移動

高速鉄道(イタロ Italo)を利用

イタリアには、旧国鉄のトレニタリア(Trenitalia)と民間の高速鉄道イタロ(Italo)があり、どちらも大都市を高速鉄道で結んでいます。その中でもイタロは、国外からでもネット予約ができたり外国人でも分かりやすいため、おすすめです。

ミラノ – ベネチア間は、2時間30分程で結ばれ、最安値だと片道10ユーロ(1,500円)で利用することができます。
予約ページは、イタリア語か英語を選択することができ、切符もe-チケット(QRコード)となっているためとても利便性は高いです。基本的には駅には改札がなく自由に乗降りできますが、中央駅とかではホーム立ち入りのための切符確認や車内改札を実施している場合もありますので、不安な方は予約時に届くメールを印刷して持っていくと安全だと思います。

イタロの座席・料金について

イタロ(Italo)では、日本と違って全席指定席となっています。
そのため、事前に電車を利用する行程や時刻は予め決めておくようにしましょう。また、事前に日本から予約しておくと、後で変更ができない等の制限はあるものの、定価から大幅に割引して購入することもできますよ。ただし、繫忙期や直前での切符購入は3,4倍以上にも価格が上昇する場合があるため、注意しましょう!

座席のグレードと切符の種類はそれぞれ以下の4つがあります。

座席グレード切符の種類
Smart最も一般的な普通席(2+2列)eXtra MAGIC変更・キャンセル 不可
Primaいわゆる1等席(1+2列)
ウェルカムドリンクサービス付
Low Cost変更手数料50%
キャンセル不可
Club Executive高級仕様の専用車(1+2列)
駅ラウンジ利用可
Economy変更手数料20%
キャンセル手数料40%
Salotto4席個室の専用車
ドリンク・軽食サービス付
Flex変更は自由
キャンセル手数料20%

イタリアでは全席指定席ですが、違う席に座っている人も多くいます。基本おおらかで、言えば譲ったり交換してくれと頼まれる場合もありますが、トラブルをなるべく避けたいなら高いですが上級グレードの座席を選択すると良いでしょう。常識のあるで良心的な対応をしていただけますよ。

ベネチアの街並み

ベネチアのサンタルチーア駅を降りてすぐ、まず驚くのが一面の運河です。車のように行きかう大小さまざまな船は、まさに水の都にふさわしい景色でした。小水路を覗いても、手漕ぎボート(ゴンドラ)が往来しており、幻想的な雰囲気に包まれていました。

水の都

ベネチアを楽しむなら、朝早くがおすすめです。人の往来も少なく、特にベネチアを一望できるサンマルコ広場の鐘楼は昼時だと多くの人で並びますが、早朝であればスムーズに観光することができました。何日あっても足りない程の美しさを持つベネチア、世界中が憧れるのも頷けます。

夜の立飲「バーカロ」

立飲み屋 バーカロ

バーカロとは、ベネチア名物も夜の嗜みです。軽く気軽に軽食やお酒を頂けるところがバーカロと呼ばれ、ショットのワインが1ユーロなど手軽に楽しむことができます。地面にナプキンがたくさん落ちているところが美味しい店といわれており、多くの店で繫盛していましたよ。

ぜひベネチアでの一泊される方は、夜も楽しんでみては如何でしょうか。

ちなみにおすすめは、「Cantina Do Mori」というバーカロ。薄暗く小さい路地に面したお店ですが、雰囲気が素敵なお店です。入るのに勇気のいるところばかりですが、チャレンジするといいことがあるかも…?しれません。

ブラーノ島

ブラーノ島のカラフルな家々
カラフルな民家

カラフルな民家が並ぶブラーノ島は、昔、漁師が自分の家をすぐに見つけられるように個性的なペンキを塗ったことが発端とのことでした。ガラス細工やレース編みなどが島の伝統として残っています。どこを見ても鮮やかでカラフルな街並みは、おとぎ話の中に紛れ込んだかのような錯覚をしますね。

小さな島なので、徒歩で1,2時間あれば一周できます。本島から船で40分の位置ですので、ぜひ訪れたいですね。

傾いた鐘楼のあるサン・マルティーノ教会もブラーノ島の名物です。

ベネチア名物料理

ベネチア名物といえば、「ムール貝」と「イカ墨パスタ」です。
おいしいお酒とあわせて、水の都らしい魚介の味を楽しめました。

ちなみに行ったお店は、「Trattoria da Mimmo」と「Trattoria alla Madonna」という店です。

Trattoria da Mimmoは、ベネチア駅近くにある通り沿いのお店です。店員も気さくな方で、日本語メニューも当時ありました。味もおいしいところで、外れなしだと思います。

Trattoria alla Madonnaは、イカ墨パスタ発祥の地と言われており、多くのお客さんで賑わっていました。イカ墨パスタとカニみそが店の名物で、知名度が高いだけあってお値段はそこそこしましたが、店内は綺麗で味も美味しかったです。

まとめ

今回は、イタロ高速鉄道の乗り方やベネチアでの風景などをお届けしました。
水の都と言われるだけの素晴らしい魅力がつまった場所だったと思います。魚介メインの食事も美味しかったですよ。

次回は、ローマ編をお楽しみに!

ご覧いただきありがとうございました。

水の都ベネチアの展望

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この記事を書いた人

鉄分多めのサラリーマン。
休日は、写真や釣りを中心にアウトドアをするのが趣味。
写真:一眼レフ"Nikon D7500"で撮影
釣り:釣り竿"BlueCurrentⅢ"を愛用、釣堀・船・ライトショア初心者

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