初心者が始めるワカサギ釣り(道具編)

ワカサギ釣りの釣り上げ風景
hatakazu.h

こんにちは。
今回は、ワカサギ釣りに必要な道具について紹介します。

秋から冬にかけての風物詩と言えば、ワカサギ釣り。

時期によっては数百匹を一日で釣ることもでき、天ぷらや唐揚げにして酒のつまみにピッタリのワカサギ釣りは、仕掛けも簡単で釣り初心者にもおすすめです。

今回は、そんなワカサギ釣りに必要な道具(タックル)を初心者で始めて道具をそろえる方に詳しく分かりやすく紹介していきます。何から揃えていけばいいのか、どれを選べばいいのか悩んでいる方におすすめの記事となっています。

目次

ワカサギ釣りとは

ワカサギ

天ぷらで有名なワカサギ。唐揚げや南蛮漬けでも淡白な味わいで美味しく、酒のつまみで人気があります。そんなワカサギですが、日本の湾内や湖に生息する淡水魚で1年しか生きられない小さな魚なのです。(湖によっては、2年3年と生きる個体もあるそうです)

また、山中湖や河口湖では、漁業として人工孵化後の稚魚を放流して漁場の維持を行っています。春に産卵し、孵化した後成長した秋ごろから冬にかけてが食べごろとなり、産卵前までがワカサギ釣りのシーズンとなります。

小さな魚ですが、釣り人を賑わせ、飲み人を楽しませるとても魅力的な魚ですね。

ワカサギ釣り

ワカサギ釣りの仕掛けとタックル
ワカサギ釣りのタックル

ワカサギ釣りに必要な仕掛けはとっても簡単。初心者でもシーズンのピークで100匹以上を釣ることもできます。上級者は一日で1000匹も釣ることもできるとか。。。!

ワカサギ釣りと言えば、氷上釣りと言って湖に張った氷に小さな穴を開けて、そこに糸を垂らして釣るやり方が有名ですよね。他にもワカサギ釣りは色々な釣り方があって、一番初心者におすすめなのがドーム船でのワカサギ釣りです。ドーム状に囲われた船に穴があいていて釣ることができます。船内はストーブがあり暖かいですし、ポットなども常設しているため休憩もできて安心して釣ることができます。

それでは、ワカサギ釣りに必要な道具についてみていきましょう。ちなみに実際の釣り場や釣り方の紹介もする予定ですので、後編にお楽しみください!

ワカサギ釣りに必要な道具について

ワカサギ釣りに必要なタックル
ワカサギ釣りのタックル

ワカサギ釣りのタックルはとてもシンプル。上級者寄りに全部揃えても2万円以内で揃えられます。予算に応じて選んでいきましょう。

リール

ダイワのクリスティア電動リール
クリスティア ワカサギシリーズの電動リール

糸を巻くのに必要なリールには、手巻き式と電動式がありますが、おすすめは電動リールです。

その中でもおすすめなのが、ダイワのクリスティアシリーズでカウンター(水深)付きの電動リールです。一番お手頃なのが、1万円程の「CRT R」。予算に限りのある方は、水深カウンターのないものだと6000円程度で入手できます。

バッテリータイプと電池タイプなどがありますので、使用前に電池等を用意するのを忘れずにしましょう。

ロッド(穂先)

ダイワのワカサギ用穂先23M
穂先

リールの先に付ける穂先は、ワカサギの当たりを見る重要なパーツです。

リールと揃えると互換性があっておすすめです。ダイワのクリスティアシリーズでは、「先調子 SS」がおすすめです。種類は、穂先の長さと硬さによって分かれています。穂先の長さは、好みにも寄りますが特にこだわりがなければ一番短い23 cmのものが取り回しよく良いでしょう。また穂先の硬さはSSS、SS、S、Mの順で硬くなりますが、全般的に使えるMがおすすめです。そのため、私も山中湖などのドーム船釣りでは、「23M」の穂先を愛用しています。

PEライン

ワカサギ釣りの道糸PEライン
道糸PEライン

次に、リールに巻くラインですが、PEラインが一般的だと思います。

大体水深10 mくらいですので、長さは30 mあれば十分です。太さは細すぎても扱いにくいので、0.2号くらいがベストだと思います。ワカサギpeラインと検索するとたくさん出てくるので、色など好きなものを選びましょう。

ちなみに私は、穂先がオレンジだったので糸もオレンジで揃えました(笑)
また、糸巻は店でもやってもらえるので、自信のない方は忘れずに頼んでくださいね。

クッションリーダー

ワカサギ電動リーダー
クッションリーダー

クッションリーダーはあってもなくても構いませんが、電動リールを使っている場合は、糸を巻き上げすぎて仕掛けがリールに絡むのを防ぐために、船べり停止ガイドが装備されています。その機能を簡単に使えるのが、電動リーダーとなります。

もちろん自分でPEラインにビーズ玉などで自作しても良いですが、初心者には糸の結びなど少し手間なので、リーダーがあるととても便利です。

仕掛け

ワカサギ釣りの仕掛け

餌を付けてワカサギを釣る仕掛けは、色々種類があります。大まかには針の数と針の号数に分けられます。

針の数は、5本針と7本針が一般的には売っていますが、初心者には7本もあっても使いこなせないので5本針で十分だと思います。また、針の号数ですが、数字が大きいほど針が大きくなります。エサの付けやすさなど総合的に見て、1.5号辺りが釣りやすいと思います。とは言え、ぶっちゃけ店で売っているようなものであれば、どれでもよいと思いますよ。何種類か買って実際に試してみましょう。

おもり

ワカサギ釣りの仕掛けおもり
おもり

仕掛けの最後に付けるおもり。基本的に安いのでOK。

号数は、4 g(約1号)~ 7.5 g(2号)がおすすめ。穂先によっても使用できる重さが違うので、使えるものか必ずチェックしましょう。軽ければ当たりが取りやすく、重ければ沈むのが早く連投し易くまた、仕掛けが張るので食いつきがよいとされています。山中湖などでは、6 g 程度を選べば間違いないでしょう。

潮流が強い場所では、軽いおもりだと流されて、ほかの方の仕掛けと絡んでまつるので、注意しましょう。

その他道具

他には、クーラーボックス・ハサミ・ジップロック・タオルが必要になります。ハサミは糸を切ったり餌であるサシを切るために用います。また、クーラーボックスには、持ち帰り用の氷を入れるのを忘れないようにしましょう。行く途中のコンビニで袋の氷を買って入れると楽ですよ。

また、ドーム船では借りることもできるものとして
バケツ・針外し・椅子や座布団・電動リールテーブル(ボックスなどで代用可、無くてもいい)・仕掛けハンガー(餌替えなどで使用、無くてもよい)
があります。

バケツは、水を張り釣ったワカサギを入れておくために使います。ワカサギに弱ってひっくり返ったらジップロックに移し替えて氷を入れたクーラーボックスに保存しましょう。バケツはドーム船なら無料で借りられますし、針外しや仕掛けハンガーも借りられる場所もあればなくとも釣りはできます。予算に応じて徐々に揃えると良いでしょう。

主に、アカサシを用います。ドーム船内や切符売り場で200~300円ぐらいで売っているので現地調達しましょう。使う量にもよりますが、餌替えを頻繫にした方が釣果が上がりやすいので、一人1袋は購入して使い切るのを目標に釣りを楽しむと良いと思います。

まとめ

冬の名物詩として知られているワカサギ釣りに必要なタックル(道具)について紹介してきました。主には初心者に向けて詳しく説明してきましたので、細かくなったところもありましたが、あなたの初ワカサギ釣りの参考になったのなら幸いです。

ちなみに私が揃えたときの価格が以下の通りとなっています。

ちなみに私が揃えたときの価格が以下の通りとなっています。

  • ダイワ クリスタルワカサギ CRT R : 10,800円
  • ダイワ クリスタルワカサギ 穂先23M : 4,160円
  • ダイワ クリスタルワカサギ PE0.2号30m : 1,480円
  • ダイワ クリスタルワカサギ リーダー : 323円
  • ダイワ クリスタルワカサギ 仕掛け : 271円
  • ダイワ クリスタルワカサギ おもり : 414円

合計 17,448円となりました。クーラーボックスやハサミはもともと持っていたものを使用しましたのが、発泡スチロールのクーラーボックスやハサミ、ジップロックなども100均で売っているので、初めはそこから入るとハードルが下がっていいと思います。小さなワカサギだからこその手軽さですね。

次回は、実際にワカサギ釣りをやってみますので、お楽しみに!

ワカサギ釣りの釣り上げ風景

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この記事を書いた人

鉄分多めのサラリーマン。
休日は、写真や釣りを中心にアウトドアをするのが趣味。
写真:一眼レフ"Nikon D7500"で撮影
釣り:釣り竿"BlueCurrentⅢ"を愛用、釣堀・船・ライトショア初心者

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