書類の電子化がはかどる「ScanSnap ix1400」はオススメ

scansnap本体
hatakazu.h

こんにちは。
今回は、スキャナーの王道である「ScanSnap」をレビューします

今回は、スキャン性能がハイエンドモデルと変わらずも最低限の機能のみを残してお安くなった「scansnap ix1400」について見ていきたいと思います。両面読み取り毎分 40 枚の性能を誇りつつもUSB接続(ワイヤレスなし)タイプのため、アマゾンの販売価格で 39,800円の価格に抑えられています。

実際に使用するにあたって、ハイエンドix1600やミドルレンジix1300と迷われている方へのヒントとなれば幸いです。

ScanSnap ix1400を3か月間使ってみた感想を紹介します。

  • 両面読み取り毎分 40 枚の使い勝手は最高!
  • USB接続だけでも十分だが、高頻度に使う方やPCと離れた場所に置く人にはストレス!?
  • 個人使いにはコスパの高い ix1400がおすすめ!
目次

ScanSnap ix1400で出来ること・出来ないこと

使ってみて、3つの利点と1つの欠点がありました。

はじめは、大量に溜まった本や雑誌の自炊に利用しました。本棚1個分の本を電子化することができ、外出時にいつでもどこでも見ることができるようになりました。まさに、ライフスタイルを激変さするような装置だと思います。本や雑誌を整理したいけど、中々捨てられない人に自炊はおすすめできます。また、iPadなどで気軽に持ち運べて読めるのは嬉しいですよね。

今では、配られたプリントや資料、レシートなどもスキャンしてます。家の中をスッキリさせることができました!

◎Good point

・高いスキャン性能で、本や雑誌など大量の文章もスムーズにスキャン可能

・最上位機種と比べて1万円以上お安いので、お財布にも優しい

・重なり検出を超音波式(紙の厚みを図る)によって高精度で検出可能

△Bad point

・USB接続のみなので、パソコンを立ち上げないとスキャンできない
 →ケーブルの届くパソコン近くに設置しなければならない(置き場所を選ぶ)

・スキャナー読取部の清掃が使用後に必要
 →製品上仕方ないことですが、紙が擦れる読取面は紙くずや糊付け跡が残り、筋のような汚れが付きます。スキャン品質を保つためには適度にブロアーやふき取り清掃をしましょう。

スキャナー読み取り部 (上下の両面)

他機種比較(ix1600、ix1400、ix1300)

ix 1600ix 1400ix 1300
価格(オープン)56,100 (税込)45,100 (税込)37,400 (税込)
読取性能両面・40枚/分両面・40枚/分両面・30枚/分
大きさ292mm×161mm×152mm292mm×161mm×152mm296mm×114mm×87mm
タッチパネル××
インターフェースUSB3.2 Gen1
Wi-Fi
USB3.2 Gen1USB3.2 Gen1
Wi-Fi
Cloud×

A3スキャン
2つ折り手差し
または
A3キャリアシート(別売)使用
A3キャリアシート(別売)
使用のみ
2つ折り手差し
または
A3キャリアシート(別売)使用
重なり検出超音波
長さ検出
超音波
長さ検出
長さ検出
コメントハイエンドで機能満載
タッチパネルとCloudの利用でパソコンを使わずにスキャンが完結
コスパ最強
ix 1600からタッチパネルとWi-Fi機能を省略した機種
コンパクト派
Wi-Fi機能が搭載されたコンパクトモデルのため、持ち運びに便利
他機種比較

個人的に、本の自炊をするときは重なり検出の精度が高いことは重要で、確認の手間を大きく減らすことができます。(スキャン内容を確認したときに重なりを見つけたら、もう一回初めからスキャンしなおしですからね…)
重なり検出の「長さ検出」とは、前ページと比べて紙の長さが異なったときに検知するので、少し紙がずれて重複して送られたときに検出することができます。(ピッタリ2枚が重複しているときは検出できません)
一方で「超音波」は、本など糊付けされたものを裁断した際などに紙同士のはがしが不十分で、ピタッと2枚がくっ付いていても、超音波によって紙厚を直接計測する方式のため、重なりを検出することができます。
そのため、本の自炊も考えている方は、超音波での重なり検出は必須です。

また、Wi-Fiの有無は人によっては致命傷となるように思います。例えばWi-Fiがなければ、パソコン近くに棚がない人は長いケーブルを引っ張ってこなければなりません。また、使用頻度が少なく一度に沢山の文章をスキャンする場合はストレスに感じませんが、少量の文章を毎日取り込む必要がある人や元々クラウドで文章整理する人には、Wi-Fi・Cloud機能によるScanSnap単体使用できることは必須だと思います。

ぜひ、ご自身の利用環境を想像して、選んでみてください。

ScanSnap ix1400をおすすめする人

・本の自炊も考えている人。
・コスパよく使い人。
・たくさんスキャンしたいが、利用頻度は多くない人。

にはとてもオススメできるスキャナーだと思います。富士通のScanSnapは多くの方が利用しているシリーズでもあります。きっと皆さんが満足できるものでしょう。

まとめ

スキャンの様子

安い買いものではないですが、断捨離に役立つアイテムです。私は、たくさんの書類を自炊することができ、満足しています。ぜひ興味が湧いた方は、試してみてくださいね。

scansnap本体

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

鉄分多めのサラリーマン。
休日は、写真や釣りを中心にアウトドアをするのが趣味。
写真:一眼レフ"Nikon D7500"で撮影
釣り:釣り竿"BlueCurrentⅢ"を愛用、釣堀・船・ライトショア初心者

コメント

コメントする

目次